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いったい音符っていくつ覚えればいいの?

アルファベット26文字、いろは48文字、常用漢字2000余字。
いったい音符っていくつ覚えればいいの?

アルファベットって26文字です。日本語だとひらがなカタカナそれぞれ50文字弱、漢字はだいたい2000字くらい。
さて音符はいくつ覚えればいいのでしょう?

ちょっと考えてみましょう。
ピアノの鍵盤はふつう88鍵。
じゃあ88個覚えればいいの?

いえいえ、黒鍵には固有の音符はなくて、白鍵の音符に♯や♭をつけるだけだから、黒鍵は数に入れなくていいんですよ。

えーっと1オクターブ12音のうち黒鍵は5つで5/12だから、?/88と計算して黒鍵は約36個?ほんとかな?(数えたことなかった汗)ちょっと確認。タッタッタッタ・・・

本当でした。たしかに36個の黒鍵。ということは白鍵は52個。
ってことで、覚えなければならない音符は52個?

いえいえいえ。
すごーく高い音とか、すごーく低い音は  8̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄̄ˡ や 8̠̠̠̠̠̠̠̠̠̠ˡ  っていうの使います。オッターヴァ記号といってこれを使うと、楽譜に書いてある音のオクターヴ上、またはオクターヴ下を弾いてください、という指示ができます。

なので実際にでてくる音符ってもっと少ないんですよ!
意外でしょ?(実は私、これを書くのにあらためて数えてみてかなりびっくりしました。)



では数えてみますね。

ト音記号では
真ん中のド~シ・・・・・・・・・・7
1オクターヴ上のド~シ・・・・・・7
その上のドからソくらいまで・・・・5

ヘ音記号では
真ん中のドからシラソファミレ・・・7
その下のドからシラソファミレで・・7
その下ドシラソファくらいまで・・・5

合計38個

それにプラスして
ト音記号の真ん中のドから下へ、シラソファ、と4つくらい
ヘ音記号の真ん中のドから上へ、レミファソ、とこちらも4つくらい。

全部足すと・・・46個になりました。
いかがでしょう?

これより高い音や低い音が絶対出てこない、ということではありませんが、そんなに度々出てくるものでもないので、これだけ覚えれば充分だと思います。
ちなみに私が音符カードにしているのは初級編20個、上級編20個の計40個です。

これだけ(40個~46個)覚えればピアノの楽譜が自由に読めるようになるんですよ~。












      





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1オクターブより広い音程のかぞえ方

急に暖かくなりました。桜が咲くのが待ち遠しいです。
皆さんのところは咲き始めていますか。

さて今日は、音の距離の計り方のつづきです。
広い音程をはかるときのやり方。

1オクターブより広い音程を数えるときは、2つやり方があります。


①そのまましゃにむに数える。

9度、10度、11度、12度・・・15度・・・20度・・・・・・35度・・・・etc.


②オクターブと何々、というふうに数える。

9度 = 1オクターブと2度
10度 = 1オクターブと3度
12度 = 1オクターブと5度
15度 = 2オクターブ
20度 = 2オクターブと6度

   うっ、ほんとかな?ちょっとおまち下さい。
   確認してきます。(タタタタ・・・)
   (タタタタ・・・) はい、そうでしたー。

35度 = えーと、考えたことありません。
       レッスンで必要になることはまずないです。
      よかったら数える、又は計算してみてくださいね。


〈まとめ〉
ということで、1オクターブより広い音の距離をはかるときは、
①と➁の数え方、どちらかを使います。
ピアノでよくつかうのは、
「○○ってピアニストはなんと12度指がとどいたらしい!」
とかですね。
プロコフィエフとかラフマニノフとかは、12度とどいたとかなんとか。
その時に1オクターブと5度、っていうより、12度!っていうほうがインパクトあるからでしょうね。

10度、12度あたりはよく使います。
他は➁方式を使うことが多いようです。


1オクターブまでの音程の数え方はこちら↓ 
音の距離の計り方〈音程の基本〉




付点練習


さて練習のヒント2回目です。

では改めまして
「付点練習」

ある程度ピアノを習うといつか必ず出てくる練習のやり方が、付点練習だと思います。
「付点練習かぁ。。。」
とブルーな気持ちになる人、多いのではないでしょうか。

ハノンを付点でえんえんとやらされた、とかね。
トラウマになっちゃってる。

なので「やれ」というわけではないんです。
トラウマになってるなら、精神の安定のためにやめたほうがいいかも。

でも納得してうまく使うなら、いい点もあるんですよ。
やるかどうかはこの下を読んでみてから。




この練習のすんばらしい点は、なんといっても

「考えなくてもいい!」

というところです。
あるパッセージがうまくいかない時、なんらかの原因があると思うのです。
例えば、指使いのなかに動きの悪い指(3と4とか)がある、とか、使ってない指に力が入っててそれが邪魔してる、とか、ポジションに無理があって体のどこかがすこーしだけかたくなって、それが影響して弾きにくくなってる、etc.

そういう原因をみつけて、それを解決するためにはどうすればよいか考えて、そしてその方法を試してみて、それで改善したかどうかたしかめて…、とか、無し。


考えなくても大丈夫。
「このパッセージなんかいやだわ~」
、とか
「もっと上手にすらすら弾けるようになりたいわ」
っていう時に、

とにかくやってみる。  

付点練習って、ふつうに走れば、ぱーっと10秒くらいで行けるところを、
まるでケンケンパで行け、とか片足スキップで行ってみろ、っていわれてるみたいだったりする。
それも何回も。
そういうところが気が乗らない理由ではないでしょうか。

「ケンパ、そりゃできないことはないけど、ふつうに走ればすぐなのになんで?」
「なにかの罰ですか?」
と、ちょっと屈辱感すらただよったりして。



でもこのケンケンパをなん往復かこなすことで、その後の走りがぱーっどころではなく、
さーーーーっ!と軽やかなものになるとしたら?

走り方をチェックする、とか、より良い走りにどの筋肉が必要かみきわめる、とか、それを重点的にトレーニングする、とか走る時のこころがまえがどうとか、いっさい無しよ?

なのでほんとうのところ、この練習法はものぐささん向け、と言えるのです。


ずいぶん前ですが、ある講習会で、付点練習する大御所ピアニストを目撃したことがあります。
生徒がうまく弾けないパッセージを、そのピアニストが弾いてみせようとしたら、自分もうまく弾けなくて、
「むむ!」
とさらに1,2回指使いや弾き方を工夫して試したものの、案外弾きにくい所だったのかうまくいかず。
そしたら彼は
「ふむ」
といって、パパっと付点練習を2回ほどやり、その後パリっと弾いて見せて、
「うむ、オレはできたけどな。」
とニヤリ。


2回さっとやって「パリッ」というのはさすが、だけど、これほどの人でも付点練習をつかうのか、とびっくりしたし、それまで付点練習に感じていた
「あ~こんな練習しないといけないなんてorz」
、という気持ちがとんでいきました。

まあそれがそのピアニスト(教育者としても有名)の教育的な戦略だったのかもしれません。
だとしたら、さらにおみごと。

ということで、この練習をするときのコツは、
「屈辱感は不要」
だということと、前回書いたことともつながるけど、
「下手でもくじけないこと」
かな、と思います。

ふつうに走ってもいまいち上手くいってないところをケンパで走るわけで、負荷がかかっているからヨロヨロするのはあたりまえなんよ。

そしてできるだけ、楽~に楽~に。




最後に。
この練習はここで書いたように、
「何も考えないでただやれば効く」
だけに、一歩まちがえてスポ根的になってしまい、行き過ぎてしまう危険もあります。

「付点練習いっぱいやったら、なんか音楽的にすりへった気がする(泣)」
なんて。

そういう時、また「音楽的な視点からパッセージを練習したい」
という時のことは、次回書きたいと思います。


















tag : 付点練習 パッセージ 練習のヒント

和音を読むとき


ちょっとしたことですが、和音を読むときの順番は、下から、ときまっています。



知らないで上から順に読むと
ちょっとした混乱がおこります。

たとえば「ドミソ」と「ソミド」ではこんなに違う。


和音よみかた

なので、この順番はじみーに重要です。

和音を読むときはかならず低い音から順に読みましょう!


だれが決めたのか知りませんけども、日本だけでなく国際的にそうなので、
昔からそういう習慣なんでしょうねー。



練習のヒント

春らしくなってきましたね。
このあいだ川辺に言ったら、地面が小さな植物でいっぱいでびっくりしました。
よもぎ、からすのえんどう、はこべ、そのほか名前なんだっけ?でも知ってるよ君!という草のミニミニ植物園みたいになっていました。



さて「練習のヒント」です。

ちょっとしたコツみたいなもの、問題解決に役立つ考えかた、効くよ!っていう練習方法など、今まで自分でつかって良かったよ、生徒さんとやって効果あったよ、というのだけ、ぼちぼち書いていってみたいと思います。

ピンっときたらお試しを!。




第一弾は
「付点練習」

げーっ!って声が聞こえてきたような。。。

やっぱりやめた!(笑)今日は曇りでて肌寒いし、なんか付点練習って気分じゃないですね。
そんな今日は


「だるいな~、かったるいな~、と思った時の練習方法」

を。
今日はだるい、しんどい、または、時間がない、っていうとき、それでも少し練習しよう、という殊勝な人のための練習の提案。



今やっている曲を一回だけ通して弾く。



テンポはのんびり。
もしまだ新しくて一通り通して弾くのも大変、という曲なら、1ページだけ、とか適当な範囲を選んで通します。
まだできてなくて止まり止まりでもOK。

ひとつだけ注意することは。ここ大切。
「ヘタでも動じないこと」

練習なんですからヘタOK。
かったるいのに、時間がないのにやってるんです。えらいんです。
いらん突っ込みはやめましょう。
ジャッジなしで。
ヘタな所、直さない。あわてて弾きなおさない。そのままそーっとしとく。

そこで今日の練習はやめにする。
この中途はんぱ感なんともいえないでしょう?
このぐだぐだな未完了の感じをそのままあじわってみてください。



達成感はゼロで大丈夫。

だってね、
「よし!今日はがんばったぞ!これもあれもできるようになった!」
という達成感、気持ちいいですけど、疲れてダメダメな時に無理するとそのあと3日くらい練習したくなくなる、ってことないですか?

なのでこういうときは、

「一回通す。辛口批評はなし。」




やってみると、最低限の練習をすることで「もとより下手にならない、曲を忘れない」のはもちろんですが、それだけでなく、すこし長いめな目でみると案外と上達します。いやほんと。


なぜ意外な上達をするのかっていうことですけど。
人間は途中でやめたことのほうを最後までやったことより、良く覚えているそうです。
そして中途はんぱで気になっている、ということで、ひょっといいアイデアがうかんだり、また浮かばなくても、頭の中で継続事案としてあつかわれ続けるそうです。
そうやって「とりあえず頭のなかに持っておく」、ということが進歩につながっているんじゃないかな、と思います。










楽しい日曜日を!






3つの短音階のつくり方

音階を練習していて、長音階は1種類でわかりやすいけど、短音階って3種類もあってややこしい、
と感じることはありませんか?

そういう時に説明しているやり方です。
スケールを入試その他のテスト課題で弾かなければならない人、音楽理論の試験対策にも。

なんだっけ?という時に、いつでも正しい音をみつけられる、
3つの短音階のストーリーをどうぞ!





まず最初に、調子記号だけつけて弾いてみます。
たとえば、イ短調(a-moll)はラの音から始まる短調の音階で、調子記号はナシ。
なので、ラからはじめて、ぜんぶ白鍵で、

ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ。

a 自然

下りもおなじくぜんぶ白鍵で、
ラ、ソ、ファ、ミ、レ、ド、シ、ラ。
と降りてきてくださいね。

これが「自然短音階」です。
1つめ完成、一丁あがり。




簡単ですね。
でも何が自然?なーんか不自然な響きするんですけどって?

うーん、私もそう思いますけどね。まあ、生まれたまんま、(調子記号だけの)そのまんまの、天然、って意味だと考えたらどうかしら?
(そして不自然な感じがするのは次で解消できますよ。)




つづいて2つめの音階いってみましょう。


音階のはじまりの音は「主音」っていうんですけど(主役、ヒーローですね)
その1つ手前の音は「導音」といいます。主音に導く音ってことですね。

この導音ちゃんは主音を導く音っていうだけあって、主音くんが好きなんです。
ここでは導音ちゃんが「「ソ」、主音君は「ラ」ですね。

導音ちゃん、好きなあまり主音くんに近づいていっちゃう。
スキよスキスキ~♡って「ラ」の音にぐっと近寄って、「ソ」がソのシャープになってしまった!

弾いてみましょう。

ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、#ソ、ラ。

amoll 和声


はい、導音ちゃんと主音くんが接近しました。

そしてどうでしょう? 自然短音階のなんか天然ボケっぽいかんじが消えてなんだかキリっとしませんか?



これを「和声的短音階」といいます。
この音階をもとに和声をつくるときれいな響きになるんです。和音をつくるのに適している。なので和声的短音階。

これで2つの短音階ができました。
(言い忘れましたが下りも同じ音で降りてきますよ。)







では次です。これが3つめ、最後の短音階です。


3つめの短音階はさきほどの和声短音階をもとにして作ります。
ですのでまず和声的短音階を弾いてみましょう。

ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、#ソ、ラ、下りも続けて、
ラ、#ソ、ファ、ミ、レ、ド、シ、ラ。

①の天然短音階、いや失礼、自然短音階よりずいぶんキリっとしていい感じだけど、なんだか1ヶ所でっかい穴ぼこあいてないですか?

何回も弾いてみるとファとソのシャープの間にできている大きなすき間が気になりませんか?ちょっとエキゾチックな響きがするような、もしかしたらヘビ使いのヘビが出てきそうな?



そうなのです。主音くん(ラ)と導音ちゃん(#ソ)が仲が良いのはいいことなんだけど、この2人がぴったりくっついたことで、その分その前のファと導音ちゃん(#ソ)の間に大きな隙間ができてしまった!



さあどうしよう。

そのとき、なんということでしょう、
このファの音も導音に続いて主音くんのおっかけを始めるのです。

そして一歩導音に近づき、ファからファのシャープに。

(ちなみにこの「ファ」の音はイ短調の音階で主音から数えて6番目の音なので「第6音」といいます。)


では弾いてみましょう。

ラ、シ、ド、レ、ミ、#ファ、#ソ、ラ。

amoll 旋律上行


どうでしょう?エキゾチックな穴ぼこは消えてなだらかなラインになりました。

なだらかラインだからメロディーをつくるのに適しているということで、この音階は「旋律的短音階」と呼ばれています。
これが3つめの短音階になります。

よかったよかった、3つの短音階、できましたね!










でもちょっと待って。
実はこの2人の追っかけには後日談?があるのです。

この2人、音階が上に向かっているときは2人そろって主音くんに近寄っていくのですが、下りでは、意外や意外、2人とも手のひらを返したようにあっさり「サヨナラ」と主音くんからはなれていってしまうのです。

なので下降形はこうです。

ラ、ソ(白鍵)、ファ(白鍵)、ミ、レ、ド、シ、ラ。

amoll 旋律 下行


続けて弾いてみましょう。
行きと帰りがちがう音の、こんな音階になりました。

ラ、シ、ド、レ、ミ、#ファ、#ソ、ラ、
ラ、ソ(白鍵)、ファ(白鍵)、ミ、レ、ド、シ、ラ。



降りるほうは結局、①の自然短音階と同じなんですね。

(ちなみに上降と下降で音がちがうのはこの③旋律的短音階だけで、①自然短音階と➁和声的短音階は上降も下降も音は同じですよ。)






〈まとめ〉
①調子記号そのまんま、生まれたまんまの天然キャラ、自然短音階。

➁導音が主音Loveにめざめる。ちょっとエキゾチックな穴ぼこあり、の和声的短音階

③導音に続いて第6音も愛にめざめ、2人で主音追っかけを始める旋律的短音階。
しかし下降形では2人の追っかけ熱が冷めて、始めの形(自然短音階と同じ)にもどってしまう。







では確認のための練習問題、いってみましょう!

«練習問題»
「ト短調の3つの音階を作ろう!」

ト短調はソからはじまる短調で、調子記号はシとミのフラットです。

①まずは調子記号だけつけて自然短音階。

ソ、ラ、♭シ、ド、レ、♭ミ、ファ、ソ。

gmoll自然


下降形は同じく、ソ、ファ、♭ミ、レ、ド、♭シ、ラ、ソです。

➁導音ちゃんが主音Loveで主音に接近する。ファ→#ファですね。

ソ、ラ、♭シ、ド、レ、♭ミ、♯ファ、ソ。

gmoll和声


下降形は同じで、
ソ、#ファ、♭ミ、レ、ド、♭シ、ラ、ソ。

③導音ちゃんだけでなくその手前の第6音も追っかけはじめる。♭ミ→♮ミ

ソ、ラ、♭シ、ド、レ、♮ミ、#ファ、ソ。 

gmoll旋律上行


なのに帰りはあっさり「サヨナラ」と離れていってしまう。

ソ、♮ファ、♭ミ、レ、ド、♭シ、ラ、ソ。

gmoll旋律 下行



いかがでしょうか。他の調子記号でもぜひためしてみてください。







基礎って

基礎ってそういうものかもしれない、と思った話のつづきです。

(前のお話こちら→料理の本

和食の味付けの基本をわかりやすく解説した本のおかげで、やる気なし味見なしで安定した味のおかずを作ることができて、基本のありがたみを、人生初めて知ったわたし。

人生初めてはちょっと大げさかな。でもこんなに心底「ありがたい!」と思ったのは初めて。


で、ふと頭にうかんだのが、
「基本すごい!もっと早くやればよかった。ピアノも基本を早くしっかりおさえるのが大切よね」
というフレーズ。



しかーしここで何か強烈な違和感が。。。


料理をはじめたウン十年前に、
「しょうゆとみりんと出汁の割合は1:1:8、味噌汁の味噌の割合は・・・」
と誰かに教えてもらったとしたらよろこんだだろうか?

見よう見まねでドキドキしながら調味料いれて味見するのが楽しかったんとちゃう?
なんでもテキトーに入れていい、っていうのが自分で作る醍醐味だったのでは?

一人暮らしのいちばん最初に自分のために一人で作ったのはたしかカレー、それから大根の煮物、その次がおでん、だったと思います。

学生時代は近所のインド雑貨屋さんの女主人がだしてた手書きの新聞のレシピをまねして、なんちゃってエスニック料理作ったり、下宿仲間とあるものでなにかへんてこりんなもの作って食べたり。



そういえば基礎なしでじゅうぶんに楽しんでました。

そのころの私に
「基本を知っていると便利だから教えてあげる」
、って言ってもいうこと聞かなかったと思う。

「何、ひじきの煮物?ひじきはさっとゆでてサラダで食べるのが好きなの。
調味料?そんなの適当にいれるから大丈夫」
、と。



いま「基本」がありがたいのは、今までさんざん勝手をやった挙句の話。 (しかも今までのやり方だけでは解決できない問題が起こって、助けて!という状況だったわけだし)

それが良かったからと言って、初心者に(料理でもピアノでも)「便利な基本」を押し付けるのは、余計なお世話、ですよね。
自分はさんざん好き勝手なことやってきて、今になってそういうものの良さに目覚めたからって人にそれを押し付けるの、どうよ?



危ない危ない・・・。
自分は十分楽しんだくせにね。ひとの試行錯誤の経験、発見のよろこびを奪わないように気をつけよう。



もちろん早くから基礎、基本をちゃんとやる機会に恵まれる人もいて、それはそれでいいことだし、いやいやでなく、できたらもっといい。

ただもし「基礎大切だからやっといたほうがいい」という理由のみでやっていたとすると、どこかで統合する必要はでてくるんじゃないかなと思う。

なんでもきちっと美味しく手早く作れても、「私の本当に作りたいものはどんなもの?私が美味しい!と思う味は何?」というような本質的な問いとはどっちみちいつかかかわらなければいけなくなる。



少し前に、大事な試験の準備中のうら若い音楽家のたまごさんと話していたら、
「先生の言うこときいてやってて自分の音楽がないんです」
、と悩んでいました。

もともと音楽に情熱があってやりたいことをどんどんやるたまごさんに見受けられました。
ただ試験まえだし先生の言うこと真剣にとらえて練習して、私ってどんなのがいいと思ってるんだ?というのを見失っちゃったのでは、と思いました。


基礎練習とか便利な方法論とかもいいけど、自分が何を素敵と思うか、どんな味つけを美味しいと思うか、を日々丁寧にあじわっていく、というのはやっぱり本質。


それを助けるのが基礎、基本。


だから、私みたいにあまのじゃくである時基礎の有用性にめざめるのもよし、たまごさんみたいに一生懸命基本をやって、ある時本質にじっくり向き合うのもありだなあと思うのです。



それもふくめて基礎、基本って「そういうものかもしれない」なあ。





more...

音の距離の計り方(音程の基本)

今日も音楽理論の基礎を。

オクターブ、というのはご存知ですか?
「ドからドまで」
そうですね、ドからド、レからレ、ミからミ、などはみんなオクターブですね。


このオクターブというのは
Octave, またはOktave と書いて、「8」からきた言葉です。

他にも音の距離を表す言葉でよく使うの、あります。
「ユニゾンで歌う(斉唱する)」などというときに使う、ユニゾン。
Unisono と書いて「1」とか「同一」からきた言葉です。

というわけで、実は他もあります。
おとなりの音は、えーと、、、忘れました。。。(ははは、いきなり?すみません!)
1つおいてとなりは、Terz、「3」からきた言葉
2つおいてとなりは、Qarte、「カルテット(四重奏)」と同じ語源ですね。
3つおいてとなりは、Qinte、
4つおいてとなりは(もはや隣でもなんでもありませんね)、Sext、
5つおいてとなりは、さあ、何でしたか?
6つおいてとなりは、なんともうオクターブ。

ちょっとお待ちくださいね。忘れたところ、探してきます。(ゴソゴソ。。。)

はい、わかりました。
すぐおとなりが、Sekunde、
5こおいてとなりが、Septime、でした。

そもそもなんで忘れるかというと、日本にはもっと便利な言い方があるので、
そっちを使い慣れちゃうと、この、Sekunde、だとか、Septime、とかのややこしいの忘れちゃうんですよ、ははは。

さて、日本の場合は、
オクターブ = 8度
といいます。

度、といっても角度でも温度でもなく、正真正銘、音と音の距離です。
まぎらわしいでしょ。
前にお話しした拍子記号も分数みたいに見えてぜーんぜん分数ではないんでした。(こちら→拍子記号の読み方について
こんどは温度や角度みたいに見えるけどそうじゃない、と。

それでは音の距離、日本語でどう表すかというと。

同じ音どうし、同じ高さの同じ音どうしだと、
ユニゾン = 1度
です。

おとなりの音 = 2度
1つおいてとなり = 3度
2つおいてとなり = 4度
3つおいてとなり = 5度
4つおいてとなり(もはや隣でもなんでも・・・だけど) = 6度
5つおいてとなり = 7度
その次がオクターブ = 8度。

ね、全部数字で楽でしょ?
まあ「8度」は数字より「オクターブ」ど呼ぶことのほうが多いかもしれませんが。

ひとつだけ、注意することは、はじまりがゼロからじゃないので、1歩となりの音は1度じゃなくて、2度、です。
距離のかぞえ方としてはちょっと珍しいと思います。
数えはじめの音はその場足踏みで1、と考えて下さいな。

なので、ドからソまでなら、ドもソも両方数に入れて、(ドのその場あし踏みも一歩に数えて)
ド、レ、ミ、ファ、ソ!
1、2、3、4、5!
で5度、というふうに数えます。

ちなみに音の距離のことを「音程」といいますよ。



練習問題
次の音程は何度でしょう。

㋐ドからすぐその上にあるミまで
㋑ソから上にむかって次に出てくるレまで
㋒ドから1オクターブ上のドのすぐとなりのレまで

答え









㋐ 3度 : ド、レ、ミ、で3度
㋑ 5度 : ソ、ラ、シ、ド、レ、で5度
㋒ 9度 : ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、と数えて9度











拍子記号の読み方について

今日は音楽理論の基礎のところを少々。
拍子記号の読み方について。



いきなりですが問題です。次の拍子でおかしいのはどれでしょう?


①4分の4拍子
➁3分の4拍子
③1分の2拍子
④8分の3拍子


答えはのちほど。




さて、しばらくある曲を練習していて
「この曲は何拍子?」
と聞かれて
「ええっと・・・」
と固まることってあるものです。


で、曲の始めの拍子のところを見て
「3/4拍子です!」
って答えられたらすばらしい!


そこでさらに質問。
「4分の3拍子って簡単にいうと4拍子?それとも3拍子?」



ここですっと答えられる方には以下の説明は必要ないですけど、実はちょっともやもやしてたの、という方へ。
そして、
「そんなん知らん!4分の3ちゅうたら4分の3や!」

って切れたくなるあなた(ってそんな人いるかな)。
ご説明します。

4分の3ってことは0.75ってこと?なんて考えたらわけわかんなくなります。
数学の分数のことはこのさい忘れてください。これはまた別の話、って思ってね。
分数を習ったばっかりの小学生も悩みがち。でも大丈夫。分数みたいに見えるだけでちがうのよ。
そしてもっと簡単です。


とにかく上側をみて、3だったら3拍子、4だったら4拍子、5だったら5拍子、13だったら13拍子、です。


なので
「何拍子?」
と聞かれたら、とにかく上がわの数字を言う、でオッケー。

でも下側の数字も気になる、これは何なの?
はい、下側の数字は何かというと、これはなんと音符の名前です。

ドとかレとか?
いや、そっちじゃなくて、音の長さを表すほうです。
4分音符とか8分音符とか2分音符とかですね。

なぜここに音符の名前が出ているかというと。
1,2,3とか、1,2,3,4、とかって拍子を数えるときに、この長さの音符を基準にして、それを1として数えてますよ、っていうことを示しています。


だから下側、分母みたいに見えるがわには音符の名前につかう数字しか出てきません。
2、4、8、ときどき16。

(理論的には1(全音符)も、32(32分音符)とか64(64分音符)もあるはずだけど、わたくし寡聞にて見たことありません。)




なので例えば「4分の3拍子」は、3拍子。

各小節を1、2、3、と数えられますよってことですね。
そして、何で数えるか、その単位は、というと4分音符です。

「8分の6拍子」
なら、6拍子。
1,2,3,4,5,6と数えてね、ってことですね。
何で数えるか、というと8分音符1つを一拍として数えます。



では最初の質問の答えは?
おかしいのは②番の3分の4拍子です。
なぜなら3分音符っていうのはないですからね。








ではよければ確認の練習問題をどうぞ。


それぞれ何拍子でその数える単位は何でしょう?


①3/8 (8分の3拍子)

➁2/2(2分の2拍子)

③5/4(4分の5拍子)



答え

①3拍子。8分音符で数える。

➁2拍子。2分音符で数える。

③5拍子。4分音符で数える。







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